現在は看護師は不足していると言われていて、就職活動では完全に「売り手市場」ですよね。
転職の際も病院見学に行ったらその場で採用!なんならナース服のサイズ測定まで!?菓子貰って帰ってくる…なんてことも(筆者経験談)
なので看護師は就活?ラクショー!!イエア!!なので(?)そんなに苦労した話は聞きませんが…
そんな看護師が子どもを産み、育てていくにあたりブチ当たるのが『保活』の壁です…
経験者は「わかりみ~!」と共感を持って、これから経験予定の方は「ガクブルなんですけど…」の気持ちかもしれませんが保活の壁を乗り越えるために役立つ(かもしれない)ので今後の参考に、ぜひ読んでみてください。
保活の現状
少子化が叫ばれて久しい現在ですが、共働き世帯の増加により保育園に入りたいけど入れない「待機児童」は未だ多いです。一時期話題となったキラーワード『保育園落ちた、日本死ね!!!』を心の中で叫んでいる人もきっと多いはず。かく言う私もその一人です。
現在4歳と1歳の子を持ち、東京都23区外に住む私ですが、体感としては
自治体によるけど、基本的に保活は大変!!
就活を楽々乗り越えてきた我らにとって、なめてかかると痛い目をみる。それが保活。
実際の保育園の状況や待機児童数はどうなっているのか、厚生労働省のデータを引用してみたのでご参照ください↓↓↓
国の政策、各自治体の努力により待機児童数自体は少なくなってきていますが、体感としてはあまり変わっていません。
住んでいる自治体によって保育園の入りやすさは天と地ほどの差があるので、チェックは必須!です。
看護師だからこそのメリット・医療関係者は保育園に入りやすいってホント?
現在日本に住む子育て世代がブチ当たる「保活」の壁。
看護師ならではのメリットはあるのでしょうか?
職場である病院に「院内保育所」があるケースが多い。
ここ数年で「企業内保育所」が増えてきていますが、看護師の主な勤務場所の病院には院内保育所がある場合が多いです。
多いと言っても全国の病院のなかで「院内保育所がある病院は44%、ない病院が56%」(2017年厚生労働省データ)と、まだ半数に満たないのですが、それでも一般企業と比較すると多いと言えるでしょう。
病院も200床を超えると院内保育所を設置している割合は5割を超えてきて、400床以上の病院では約9割が設置しているという状況のようです。今後も割合は増えていくと考えられますが、そうなるとママナースとしても働く場所の選択肢も増えていきそうですね。
医療者関係者は保育園に入りやすい…?
保活をしていると、同じく保活中のママからこう言われることがあります。
「看護師だから保育園入りやすいんじゃないの?医療関係者って優先つくんでしょ?」
え?まじで?やったあ!…とぬか喜びしてはいけません。それはあくまでも都市伝説…。これまで私が調べた限りでは「看護師だから」という理由で加点がつくという自治体は聞いたことがありません。
が、このコロナ禍において、品川区では「このご時世、医師・看護師が働けないと大変だよ~」ということで、加点がつくことになったようです。(2022年現在)加点や優先については各自治体で大きく違いがあるので、ご自身の自治体の調整指数、要チェックです!!
ちなみに保育士に関しては優先加点がつく自治体もあるようで、というのも2017年に厚生労働省から「保育士が働けないと子ども預けられないから保育士の子どもは優先して入れるようにして~!」という旨の通達があったようです。
あとは看護師は一般企業と比べて、育休後の復帰率が高いと思われるので、それで保育園に入りやすいというイメージがあるのかもしれませんね。
保活対策
経験をふまえて今後保活に臨む方へ対策としてお伝えしたいのは以下です!
- 住んでいる自治体の調整指数は細かいところまでチェック!
- 可能なら役所へ行って相談!(正確な情報が得られるのでとても有益)
- 保育所の見学は出産前に行っておく!(いろんな園があってそれぞれ特色があります。産後は忙しいので産前がおすすめ)
- 0歳時枠での入園を検討する!(0歳児枠なら高確率で希望園に入れる。逆に1歳児枠は超激戦。とはいえ子どもと一緒に居たい気持ちがあるのでどちらを優先するかは悩みどころ)
- 激戦区かつ高倍率の認可狙いの場合は+αの加点を狙う!(無認可保育園への入園で加点がつく場合は早めに無認可に入園しておくのもテ)
- 地域の児童館で他ママから情報収集する!(保活ではライバルになってしまう(悲しい)のですが、貴重な情報源)
- 就活&保活を同時にするという人は託児所付きの就職先を探す!&見学する!(託児所はピンキリですが、認可保育園の方が充実している…というのは認可園に入ってから実感しました)
奥の手、というか激戦区では、激戦区を避けるために引っ越し、やペーパー離婚…なんて話も聞きますが、そこまでしなきゃいけない保活、マジなんなん…。
とにかく保活は各自治体で色々と条件が違ってくるので、積極的に動かないと後で後悔することになるかも…。
まとめ
就活を楽々潜り抜けてきた看護師にとっては保活は試練ですね。筆者も第一子第二子共に思うようにいかず苦戦中です。
とはいえ、手に職、資格職の看護師なのでどこに行っても食うには困らず、奥の手「引っ越し」も視野に入れられるというのは強みですよね。
そして託児所のある職場が選択肢として多くあるというのも大きな強みです。
看護師だから保活ラクショー!ではありませんが、どうせならメリットを活かして保活を乗り越えていきたいところです。
私はこうでした~!なんて体験談あればコメント欄にお願いします(^^)
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